1992-04-14 第123回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
○神田委員 北朝鮮がこの九日に国際原子力機関の核査察協定を批准することを決定したことは評価されてよいことでありますが、今回の決定を含め最近の朝鮮半島は、昨年の国連同時加盟、ことし一月の非核化共同宣言など緊張緩和の方向が見えてきているようにも見受けられますけれども、防衛庁は朝鮮半島、とりわけ北朝鮮の情勢についてどのような認識を持っているのか、お聞かせいただきたいと思います。
○神田委員 北朝鮮がこの九日に国際原子力機関の核査察協定を批准することを決定したことは評価されてよいことでありますが、今回の決定を含め最近の朝鮮半島は、昨年の国連同時加盟、ことし一月の非核化共同宣言など緊張緩和の方向が見えてきているようにも見受けられますけれども、防衛庁は朝鮮半島、とりわけ北朝鮮の情勢についてどのような認識を持っているのか、お聞かせいただきたいと思います。
(拍手) 第二は、国交正常化の前提として、国際原子力機関の核査察協定調印を北朝鮮に受け入れさせることであります。 核不拡散条約に調印しながら核査察を拒否している国は北朝鮮だけであり、核武装をねらっているという国際的非難が出ている中で、日本がこれをあいまいにして国交を正常化し、経済的支援を行えば、日本が世界から非難されることは明らかであります。